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一期一会の思いで接する 慈圭病院 看護副部長 秋山千広

 私はこの言葉が大好きです。患者さんとご家族に出会っても入院期間だけになることが多いので余計この言葉がよぎるのでしょうか。色々な話をしますが、気がついたらご家族の趣味や仕事の悩みを聞いていることがあります。

 そんな時、「私がこうしててもスタッフが頑張って看護、介護してるもんね。ありがと。」と大義名分を心の中でつぶやいています。奥様が仲間とフォークダンス、息子さんが舞踊会をして下さったりしました。皆さん、色々なことができるんですね。

 認知症ケアはご家族不在の医療者だけでは成り立ちません。そして日々思うことは、一緒に色々なことを乗り越えてくれる医療チームがいる、というのをご家族が実感して頂けるよう頑張りたいです。

 それには「心ある対話」を心がけたいですね。みんな!冗舌でなくていいから、なにか私にできることはないか考えあぐねるような医療者になってね、出会いを大切にね、とスタッフにエールを送る毎日です。人の役にたってこそ自分が生かされるのですから。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年11月19日 更新)

タグ: 慈圭病院

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