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歯と健康、密接に関与 岡山大教授ら講演

食と健康のつながりをテーマに開かれた講演会

 岡山市が政令指定都市で初めて2012年に成立、13年4月に施行した「市歯と口腔(こうくう)の健康づくり条例」の制定を記念した講演会が13日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールであり、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の森田学教授(予防歯科学)らが健康に結びつく食の大切さを訴えた。

 森田教授は野菜不足が歯周病の確率を高めることや、食事のスピードが速い人は肥満傾向にあるとする研究結果などを紹介。丈夫な歯や口と、全身の健康が密接に関わっていることを強調した。

 社員食堂のメニューがおいしくヘルシーと有名な健康計測機器メーカー・タニタ(東京)の管理栄養士福永幸代さんも講演。満足感が得られる食事として「繊維が多い根菜や弾力のある材料を使ったり、加熱する際に硬さを残すとかむ回数が増え、効果的」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年01月14日 更新)

タグ: 健康岡山大学病院

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