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こころの病の特徴 医療法人社団良友会 理事長 中島良彦

 こころの(精神の)病は誰もがかかる病気であり、特殊な疾患ではありません。しかし、非常に変化の早い現代社会では、常に人間関係の少しの不都合からも、誰もが日常的に精神的ストレスにさらされながら生きているのが現状です。その中で精神的ストレスを上手く回避しなければ、学校、職場、家庭においてさえも、何時でも、何処でも、老若男女、職業の業種、業態の如何に関わらず、現代人は精神的適応障害に陥る可能性を持っています。したがって、軽症のうちに適切な相談相手を見つけ、または相談機関が提供され、それらが密接に連携していくことにより、早く回復し、平常生活に戻ることができます。

 また、こころの(精神の)病の症状は多彩で、慢性の疲れ、不眠、不安などの、当人でさえ気がつかない症状であるために、病気を自覚しない場合が多く、慢性化、重症化してしまい、診療機関に受診する機会を逃すことが多いのです。病気はどんな病気も早期発見、早期診断、早期治療が基本であることは言うまでもありません。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年01月17日 更新)

タグ: 精神疾患

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