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ピアサポート活動広げよう 精神障害者の相互支援  岡山・あすなろ福祉会 6月から講座

 精神障害者が互いに支援し合う「ピアサポート」に取り組んでいる社会福祉法人「あすなろ福祉会」(岡山市浜)は、活動の輪を広げようと、他の施設関係者を対象にした「サポーター講座」を六月から開く。

 「ピア(peer)」は仲間や対等の意味。ピアサポートは、比較的症状が安定した精神障害者が、同じ障害者の悩みを聴いたり、生活の手伝いなどをする。

 あすなろ福祉会は、運営する授産施設などに通う障害者に呼び掛け、昨年七月、ピアサポートグループ「クローバー」を結成。現在は十人のメンバーが同じ施設の精神障害者十~二十人の相談に乗ったり、車などでの病院までの送迎、部屋の掃除の手伝いなどを行っている。

 講習は岡山市内の作業所に通う精神障害者やピアサポートに関心のある作業所職員が対象。六月二日から七月七日までの毎週金曜、岡山県生涯学習センター(同市伊島町)で、クローバーのメンバーが、サポーターの役割や相談に応じる際の注意点を助言する。

 定員二十人。受講料五百円。問い合わせ、申し込みは六月一日までに、地域生活支援センターぱる・おかやま(086―270―3322、ファクス086―270―3325)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年05月30日 更新)

タグ: 福祉医療・話題

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