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慢性腎臓病へ関心を 岡山で啓発イベント

「世界腎臓デー」にちなんだ啓発イベント

 慢性腎臓病(CKD)への関心を持ってもらおうと、「世界腎臓デー」(13日)にちなんだ啓発イベントが16日、岡山市北区本町の岡山高島屋前で行われ、岡山県内の専門医や看護師、栄養士ら約50人が定期検診による早期発見、治療の重要性などを訴えた。

 岡山大大学院医歯薬学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学が主催。買い物客らに「定期検診を欠かさずに」などと呼び掛け、診断の指標となるタンパク尿の有無を測定するキットの引換券、食事療法のレシピ集などを手渡したほか、血圧測定や専門医らによる相談コーナーも設けた。

 CKD患者は全国で1300万人とされる。初期に自覚症状がないことなどから、県内の専門医らは2008年から毎年この時期に啓発イベントを行っている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年03月18日 更新)

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