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乳がん治療の現状学ぶ 岡山でシンポ

乳がん治療をめぐる講演があったシンポジウム

 岡山対がんシンポジウム2014(県健康づくり財団など主催)が7日、岡山市北区下石井のピュアリティまきびで開かれ、市民ら約120人が乳がん治療の現状などについて学んだ。

 岡山大病院乳腺・内分泌外科の土井原博義教授と同病院乳がん治療・再建センター形成外科の渡部聡子医師、おおもと病院の大久保茂美総看護師長(乳がん看護認定看護師)が講演した。

 土井原教授は、女性の12人に1人がかかり、年間1万5千人以上が亡くなるとし、「飲酒や喫煙を避け、定期的に検診を受けることが大切」と、リスク回避の重要性を強調。治療については「手術、薬物療法、放射線療法を組み合わせて行う」と話した。

 渡部医師は保険適用範囲が広がっている乳房再建術を紹介。「乳がんの手術後時間がたっていても再建できる。いつでも相談を」と呼び掛けた。大久保総看護師長は患者会などの活動を報告した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年06月08日 更新)

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