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子宮頸がん早期発見を 岡山で予防啓発イベント

子宮頸がんの早期発見、治療を訴えたトークイベント

 子宮頸(けい)がんの予防啓発をテーマにしたトークイベント(山陽新聞社主催)が27日、岡山市北区柳町の同社さん太ホールであり、検診による早期発見、治療の必要性を訴えた。

 岡山大病院産科婦人科の小川千加子助教が講演。年間約1万1千人が発症、約2700人が命を落としているのに、検診の受診率は諸外国に比べて低い現状を説明し「早く発見できれば出産も可能。20歳を過ぎたら定期的に検診を」と強調した。

 自らも子宮頸がんになり、現在は患者支援を行っているNPO法人理事長の河村裕美さん(47)=静岡県=も高額な治療費やつらい後遺症、再発の不安などに苦しんだ闘病生活を明かした。

 約200人が聴講。倉敷市、公務員女性(47)は「子宮頸がんについて真剣に考え、万が一に備えて家族とも話し合いたい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年07月28日 更新)

タグ: がん健康女性お産岡山大学病院

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