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糖尿病サポーター養成 岡山県の研修スタート

インスリン注射の打ち方を学ぶ看護師ら 

 岡山県は、糖尿病の専門知識を持つ医療スタッフ「おかやま糖尿病サポーター」の認定を本年度から開始し、1回目の研修会が24日、岡山市北区鹿田町の岡山大病院で行われた。専門医だけでなく、看護師や管理栄養士らを含めたチーム医療で患者を支える体制が求められており、来年3月まで倉敷、津山市など6カ所で開き、計約500人を養成する。

 研修会は1日完結。岡山市の看護師ら約130人が参加。講師の岡山済生会総合病院の中塔辰明医師が症例をはじめ、血糖値を正常範囲に維持するインスリン治療、食事・運動療法などを紹介し「生活習慣の改善で回復する患者も多い。専門職による患者教育が重要」と訴えた。インスリン注射や血糖値測定の実習も行った。

 同市北区、看護師女性(22)は「学んだ知識を生かし、質の高いケアを提供したい」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年08月25日 更新)

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