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認知症拠点病院、津山・英田圏域指定へ 岡山県議会で知事

 伊原木隆太岡山県知事は11日、認知症対策の拠点として岡山、倉敷、高梁市で5病院を指定している「認知症疾患医療センター」について、新たに津山・英田圏域で指定する意向を示した。この日開かれた9月定例県議会代表質問で答えた。

 認知症疾患医療センターに関し、民主・県民クラブの木口京子氏(岡山市南区)は、政令指定都市の岡山市が指定する1病院を含めて県内6病院のうち5病院が県南部に偏っていると指摘した。

 知事は「一定の医療水準を確保できるよう、国の基準に適合したセンターの設置を進めていく必要がある」と述べ、津山・英田圏域で指定の準備を進めているとした。

 同センターは認知症の専門医による診断や医療相談ができる。かかりつけ医への研修なども行うほか、地域の医療、介護関係者らと連携して患者や家族を支援する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年09月12日 更新)

タグ: 介護高齢者医療・話題

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