文字 

医療活動や交流…エッセー集自費出版 岡山旭東病院 土井章弘院長

土井章弘院長

エッセー集「院長のひとりごと」

 岡山旭東病院(岡山市中区倉田)の土井章弘院長(75)が、日々の医療活動や人との交流などをつづったエッセー集「院長のひとりごと」を自費出版した。

 2007年2月から病院のホームページで毎週発表している内容を全て収録。2巻構成で、第1巻は07~10年、第2巻は11~13年分。

 土井院長は、患者に安らぎを感じてもらえるよう、現代美術作家らの絵画やオブジェなどのアート作品を院内に飾る“ホスピタルアート”に取り組み、岡山県中小企業家同友会常任相談役、岡山市日中友好協会副会長なども務めている。

 こうしたキャリアを踏まえ、エッセーでは、脳神経の病気、地域医療、医療制度、病院経営といった専門の話はもちろん、文化・芸術、平和、国際交流など、多彩なテーマを取り上げている。

 手に取った患者らから「文章が簡潔で読みやすい」「感性に共感した」などの感想が寄せられているという。

 土井院長は「読み返すと、私も病院も多くの人のお世話になってきたことをあらためて実感する。今後も拙文をホームページで発表していきたい」と話している。

 1、2巻とも2千部発刊。各500円。同病院の売店で販売している。問い合わせは同病院(086―276―3231)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年11月17日 更新)

タグ: 岡山旭東病院

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ