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岡山県医師会館新設へ 16年4月利用開始

2016年3月に完成予定の県医師会館のイメージ

 岡山県医師会は、入居する岡山衛生会館(岡山市中区古京町)の老朽化に伴い、新しい医師会館を同市北区駅元町に建設する。県民向けの講演会などで使うホールを設けるほか、隣接する岡山コンベンションセンターと歩道橋でつなぐ。1月に着工し、2016年4月の利用開始を目指す。

 鉄骨7階延べ約5400平方メートル。岡山コンベンションセンター北側に購入した民有地約2千平方メートルに建設する。1階は57台分の駐車場。2、3階部分に約300席のホール、歩道橋は2階に整備する。4~7階は県医師会の事務局や会議室のほか、県病院協会や県医師国民健康保険組合など8団体が入る。建設費は約21億円。

 岡山衛生会館は1971年3月の完成。県医師会や岡山市医師会、県精神保健福祉センター、県病院協会など6団体が入り、約630席の三木記念ホールを備えている。ただ、築後40年以上が過ぎ、耐震基準も満たしていなかった。

 石川紘会長は「公共交通機関を利用しやすい立地となり、より多くの県民に公開講座などを通じて医療・保健・福祉に関する情報を発信できる。移転を機に、県民へのさらなるサービス向上を目指す」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年12月31日 更新)

タグ: 医療・話題

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