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低血糖の対応、認識深める 真庭で糖尿病研修会

糖尿病をテーマに開かれた研修会

 糖尿病をテーマにした医療関係者の研修会が28日、真庭市内のホテルで開かれ、低血糖患者への対応について認識を深めた。

 真庭地域医療再生計画推進協議会と市医師会、県真庭保健所が年1回開催。市内の医師や薬剤師、福祉施設の事業者ら約70人が参加した。

 落合病院(同市落合垂水)の高橋泰内科医師が「低血糖とその対処について」と題し講演。低血糖の症状として強い空腹感、冷や汗、動悸(どうき)などを挙げ、放置すると、けいれんや昏睡(こんすい)に陥ることを説明した。症状が起きても低血糖が原因と自覚しない患者もおり、「決まった時間や条件で起きれば、血糖値の測定を」と訴えた。

 年齢や治療期間、生活環境など個々の状態に応じた対応が重要と話し、「医療機関や患者、家族の情報共有が大切」とまとめた。

 参加者は9グループに分かれ、糖尿病の患者支援に必要な取り組みも討論。それぞれの職種の立場から意見を出し合った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年01月31日 更新)

タグ: 糖尿病

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