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認知症患者支援へ協定 和気医師会とエーザイ

協定書を手に握手する北川会長(左)と濱田バイスプレジデント

 備前市と和気町の医師でつくる和気医師会(北川堯之(たかし)会長・66人)と製薬会社「エーザイ」(本社・東京)は25日、「認知症を地域で支えるまちづくり連携協定」を結んだ。

 認知症治療薬を開発している同社は、社会貢献の一環として認知症患者が地域で安心して暮らせる体制づくりを進めており、同様の協定は広島県や横浜、神戸市などの自治体に続いて20件目。医師会と単独で結ぶのは全国で初めて。

 協定では、認知症に関する啓発や支援体制づくりなど4項目について連携。今後、医師や保健師、ケアマネジャーなど医療関係者による会合を開催し、具体策を検討していく。

 備前市東片上の備前商工会館で調印式があり、北川会長と同社の濱田裕二バイスプレジデントが協定書に署名。北川会長は「認知症に関する情報提供を期待する」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年02月26日 更新)

タグ: 介護高齢者精神疾患

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