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「患者に寄り添う医療実践」 磯崎博司氏の山陽新聞賞祝う

祝賀会で謝辞を述べる磯崎氏

 おおもと病院(岡山市北区大元)院長の磯崎博司氏(66)=同鹿田町=の第73回山陽新聞賞(社会功労)受賞祝賀会が28日、岡山市のホテルで開かれた。

 医療関係者や友人ら約130人が出席した。発起人を代表し、越宗孝昌山陽新聞社会長が「術後の生活の質を大切にし、患者に寄り添った医療を実践した」とあいさつ。石川紘岡山県医師会長らが祝辞を述べた。

 磯崎氏は「臨床医は患者と最後まで向き合わなければならず、その難しさと厳しさを知った。支援をいただいた皆さまに感謝を申し上げたい」と謝辞を述べた。

 磯崎氏は岡山大医学部を卒業後、大阪医科大助教授、岡山大医学部助教授などを歴任。消化器外科医として胃、大腸がんなど多数の手術を手掛けた。2012年には、がん撲滅への功績をたたえる山陽新聞社会事業団の松岡良明賞を受賞した。

※磯崎氏の崎は、正しくは「大」が「立」の下の横棒なし
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年03月01日 更新)

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