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高度ながん医療を 岡山大病院 県の連携拠点に 県庁で伝達式

岡山県の田原保健福祉部長から指定通知書を受け取る岡山大病院の森田院長(右)

 岡山大病院(岡山市鹿田町)が、岡山県内のがん診療の四拠点病院を指導、支援する「県がん診療連携拠点病院」として国から指定されたのを受け、がん征圧月間初日の一日、県庁で伝達式が行われた。

 国は、がん医療の向上を狙いに二〇〇一年度以降、地域でがん診療の中核となる拠点病院を指定。岡山県内では、岡山済生会総合(岡山市伊福町)、岡山赤十字(同市青江)、倉敷中央(倉敷市美和)、津山中央(津山市川崎)の各病院が指定されている。

 岡山大病院は、これらの病院の医師向けに研修したり、がん医療に関する情報提供などを行う岡山県の拠点として、八月二十四日に国の指定を受けた。

 伝達式で田原克志・県保健福祉部長から指定通知書を受け取った森田潔・岡山大病院長は「拠点病院との連携を緊密にし、県民がだれでも高度ながん医療を受けられるよう努めたい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年09月01日 更新)

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