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心臓病の予防法や治療技術学ぶ 岡山で榊原病院の市民公開教室

心臓病の予防や治療について理解を深めた市民公開教室

 心臓病をテーマにした市民公開教室(心臓病センター榊原病院主催)が30日、岡山市北区丸の内の市民会館であり、約530人が予防法や治療の最新技術を学んだ。

 同病院の医師ら3人が講演。林田晃寛・循環器内科部長は「心不全」について、急激な体重増加や手足のむくみといった発症前のサインを説明し、「肥満などが要因になる。生活習慣改善が重要」と述べた。

 近沢元太・院長補佐(心臓血管外科)は大動脈瘤(りゅう)に対する人工血管を使った手術を紹介。「体への負担が少なく手術の傷痕も目立たない」など利点を紹介した。

 栄養科の森川聖子副主任(管理栄養士)は「心臓を守る食事」をテーマに説明。「しょうゆなど調味料をかけるのではなく、つけて食べると塩分を取り過ぎずに済む」などとアドバイスした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年05月31日 更新)

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