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江草安彦さんの功績紹介 旭川荘で追悼写真展

江草安彦さんの功績を伝える写真展=旭川荘資料館

 社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)の名誉理事長で、3月に死去した江草安彦さんをしのぶ追悼写真展が22日、旭川荘資料館(同所)で始まった。障害者とともに生きる社会づくりに生涯をささげた江草さんの功績を紹介している。7月31日まで。

 小児科医だった江草さんは1956年、旭川荘の創設に参加し、85年に理事長に、2007年に名誉理事長に就任した。

 会場には、大運動会で利用者とグラウンドを走る姿(1961年)、施設で餅つきを楽しむ様子(2000年)、療育・医療センターの新棟竣工(しゅんこう)式であいさつに立つ最晩年の表情(15年2月)など約50点を展示。初日はオープニングセレモニーがあり、末光茂理事長らがテープカットで開幕を祝った。

 末光理事長は「障害者のために全身全霊をささげた江草先生の歩みをしのんでほしい」と話している。

 午前9時~午後4時半。土日曜と7月20日は休館(同19日は開館)。入場無料。問い合わせは旭川荘資料館(086―275―0131)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年06月23日 更新)

タグ: 介護福祉子供

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