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開業医らから心疾患相談 川崎医大病院がホットライン

 川崎医科大付属病院(倉敷市松島)は、心筋梗塞や狭心症など心疾患の急患をスムーズに受け入れるため、循環器内科の専門医が消防本部からの搬送要請や開業医からの相談に24時間応じるホットラインを開設した。

 心臓の血管が詰まったり、狭くなったりした場合、できるだけ早く再開通させる必要がある。多くはカテーテルを挿入して検査、治療するが、準備に30分程度かかる。ホットラインを通じて患者の容体を把握することで、患者が病院へ到着するまでに必要な態勢を整え、迅速な検査、治療につながるという。

 7月から運用をスタートし、カテーテル治療ができる専門医8人が対応している。診療部長の上村史朗教授は「相談だけでも応じており、診断に迷ったらすぐに連絡を」と県内の医療関係者に呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年07月30日 更新)

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