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医学生ら医療福祉の在り方考える 岡山で全国学生セミナー開幕

岡山市で始まった医療関連学生セミナー

 日本カトリック医師会による「医療関連学生セミナー」が8日、岡山市内で2日間の日程で始まった。全国から集まった医学生や看護学生ら約100人が、岡山での取り組み事例を中心に医療や福祉の在り方について考えた。

 セミナーのテーマは「今、望まれる医療と福祉とは」。初日は社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)の末光茂理事長らが講演した。末光理事長は旭川荘が乳幼児から高齢者までの多様なニーズに応える全国有数の施設になったことについて「突然この世に姿を現したのではなく、石井十次ら医療・福祉面で優れたリーダーを輩出してきた岡山の風土を忘れてはならない」と述べた。

 参加者は講演内容を踏まえ、10人ほどのグループに分かれて議論を深めた。

 9日はマザー・テレサや在宅医療に関する講演などがある。

 セミナーは日本カトリック医師会の全国の支部が持ち回りで年1回開いている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年08月09日 更新)

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