文字 

1型糖尿病の子ら交流 備前、体調管理学ぶ

1型糖尿病の子どもたちが自己管理の方法などを学ぶサマーキャンプの入所式

 小児に発症しやすい1型糖尿病の子どもたちのサマーキャンプ(岡山小児糖尿病協会主催)が12日まで県青少年教育センター閑谷学校(備前市閑谷)を拠点に開かれている。血糖値の自己管理法を学び、レクリエーションを通じて患者同士の交流を深める。

 県内と福山市の小学1年~高校3年の患者21人が参加、医師や保護者、学生ボランティアら計128人が協力する。初日の9日は同センターで入所式が行われ、同協会の多賀徹会長(36)が「ルールを守り、楽しいキャンプにしよう」と呼び掛けた。

 1型糖尿病は、膵臓(すいぞう)の細胞が破壊され、血糖値を調整するインスリンが分泌されなくなる病気。患者は1日数回のインスリン注射が必要となる。

 キャンプでは、釣りや水泳、キャンプファイアといったレクリエーションを楽しむほか、運動や食事と血糖値の関係を理解し、適切な体調管理方法を学ぶ。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年08月11日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ