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靴の中に鼻緒 健康シューズ開発 アスティコ 歩行時の安定性増す

アスティコが開発した健康シューズ。内部に鼻緒が付いている(写真は合成)

 ゴム履物製造販売のアスティコ(岡山市江並)は、靴の内部に鼻緒を付けたウオーキング用の健康シューズを開発した。歩行時の安定性が増すほか、健康面での効果も期待できるという。

 通常のウオーキングシューズの内側に柱状(高さ約三センチ)の人工皮革製の鼻緒を取り付けた。足指に負担がかからないようスポンジを巻いている。商品名は「ハナオウォーカー」。

 同社によると、鼻緒を挟むことで足の指が安定し、歩行時に地面をとらえやすくなる。足指のつぼを刺激し、血液循環を良くする効果なども見込めるという。

 色は黒とベージュ、サイズは二二・五~二七・〇センチ。インターネットやカタログで販売している。価格は一万三千四百四十円。通常の靴下でも履けるが、履きやすいよう五本指タイプの靴下一足付き。

 岡野興治社長は「全国でも珍しい試み。年一万足の販売を目指す」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年09月20日 更新)

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