自覚症状が出にくい頭頸部がん
頭頸部がんは、首から上のがんの中で脳腫瘍を除いたすべてのものをいいます。鼻、口腔、咽頭、喉頭、甲状腺などがありますが、中でも口腔と中咽頭のがんの原因として、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)が関わっていることが分かっています。
一般的な血液検査では判明せず、なかなか大きな症状が出てきません。のどや飲み込むときの違和感、首の腫れなどがある場合は早めの受診をおすすめします。
治療は手術が基本ですが、中咽頭がんは抗がん剤を併用した放射線治療がよく効きます。特にHPVが陽性の人は、この治療がよく効くので、切らずに治る可能性もあります。
たばこや酒がリスクを高めます。1日に飲酒する日本酒換算の合数×年数が40を超えるとリスクが高くなります。心当たりの人は、気を付けていただきたいと思います。
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一般的な血液検査では判明せず、なかなか大きな症状が出てきません。のどや飲み込むときの違和感、首の腫れなどがある場合は早めの受診をおすすめします。
治療は手術が基本ですが、中咽頭がんは抗がん剤を併用した放射線治療がよく効きます。特にHPVが陽性の人は、この治療がよく効くので、切らずに治る可能性もあります。
たばこや酒がリスクを高めます。1日に飲酒する日本酒換算の合数×年数が40を超えるとリスクが高くなります。心当たりの人は、気を付けていただきたいと思います。
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(2013年07月15日 更新)