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最新の検査法や心のケア学ぶ 岡山で乳がん患者ら

最新の検査法などが紹介された講演会

 乳がん患者の術後の社会復帰を支援する「QOL“輪唱”岡山」の第十六回講演会が二十三日、岡山市のホテルで開かれ、患者や家族ら約二百人が最新の検査法、心のケアについて学んだ。

 倉敷成人病センター(倉敷市白楽町)の伊波茂道医師は、病巣に針を刺して組織を取り出す検査法「マンモトーム生検」について紹介。「小さながんでも早期に発見可能な方法の一つ。検査の様子は患者から直接見えないので心理的負担も少ない」とメリットを強調した。

 カラーセラピストが色を使って心を和らげる手法を紹介したり、リラックス体操の指導も行われた。

 衣類など患者向け製品の展示コーナーもあり、病気が原因の脱毛対策に使う「メディカルウィッグ」(医療向けかつら)を扱うモアーヌサロン愛子(岡山市表町)など、県内外の六社が出展した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年09月24日 更新)

タグ: がん健康女性

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