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胸腔鏡手術 全国トップクラスの経験数

副院長(兼) 呼吸器外科部長
森山 重治
1980年岡山大学医学部卒業。広島県厚生連府中総合病院外科部長、岡山大学第二外科講師を経て1995年に岡山赤十字病院外科副部長、2007年に外科部長、2008年から現職。2012年から気胸センター長を兼務。2007年より岡山大学医学部医学科臨床教授。同年、肺がん手術に対する胸腔鏡手術で松岡良明賞受賞。趣味は硬式テニス。

 呼吸器外科では主に肺がん、自然気胸、縦隔腫瘍などの胸部の手術を担当しています。当科の特色は1995年から積極的に胸腔鏡手術を取り入れてきたことで、これまで肺葉・区域切除は胸腔鏡補助下で570例、完全胸腔鏡下で380例を超える症例に施行してきました。この数は個人としては全国でもトップクラスの経験数です。

 2012年は100例を超える肺がんの全症例を完全鏡視下に行いました。当科では現在3cmの小開胸と1.5cmのポート孔2カ所で行っていますが、創が小さいのはもちろん疼痛や合併症が少なく在院日数が短くてすむのが患者さんにとって最大のメリットです。肺がんの根治性に関しても病理病期別5年生存率はIA期94.5%、IB期77.9%、IIA期78.8%、IIB期63.9%、IIIA期61.6%で全国平均と比較しても約10%以上良好です。

 また、当院はがん診療連携拠点病院に指定されており,進行肺がんに対しては抗癌剤・放射線療法もそれぞれの専門医が担当し、緩和ケアを含めた集学的治療を受けることができます。2014年には県下唯一の独立型緩和ケア病棟が完成する予定です。その他にも自然気胸に対しては中四国地区唯一の気胸センターを擁し、24時間対応できる体制が整っています。手掌多汗症に対しては代償性発汗が少ない、独自に考案した手術=交感神経交通枝切除を行っています。詳しくは病院ホームページをご覧下さい。(2013年7月18日掲載)

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※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月19日 更新)

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