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アプローチ多様な脳腫瘍手術

脳神経外科部長
中嶋 裕之
岡山大医学部卒。香川県立中央病院、岡山大医学部脳神経外科、米ニューヨーク大医療センター留学などを経て2008年から岡山旭東病院勤務。

 脳腫瘍は腫瘍の種類や部位・症状が多彩であり、手術療法のほか、放射線化学療法などそれぞれの腫瘍に応じた治療が必要になります。脳腫瘍の中には、他臓器癌からの転移性のものと脳原発性のものがあります。原発性の中にも、髄膜腫や下垂体腺腫・神経鞘腫のような良性のものと悪性神経膠腫・神経膠芽腫といった悪性のものがあります。良性腫瘍であれば手術治療が中心となりますが、悪性脳腫瘍に対しては手術に加えて放射線療法・薬物治療など必要になります。悪性脳腫瘍にもいろいろ新しい薬が出てきていますが、いまだに治療の難しい疾患です。

 また、腫瘍の種類のほか、部位・大きさに応じて様々な手術方法、アプローチがあります。ナビゲーション・内視鏡・モニタリングなど様々な機会を駆使して手術をおこないます。良性腫瘍でも全摘出が困難な例には、当院にあるサイバーナイフなどの放射線治療がおこなわれることもあります。

 このように、部位・大きさ・種類により多くの異なる治療法、手術アプローチがあるため、論文や学会・ビデオ・手術見学など勉強がかかせません。手術前にはカンファレンスで検討・シュミレーションし一例一例を大切にしています。十分な説明を心がけていますのでご相談ください。(2015年10月11日掲載)

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※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月19日 更新)

タグ: 岡山旭東病院

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