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第一線での救命にやりがい 津山中央病院救命救急センター

救命救急センター師長
土居 英子

 救命センターの看護師は50名で、昼間の救急外来、ICU(集中治療室)CCU(循環器系の集中治療室)、HCU(準集中治療室)で仕事をしています。救命センターのコ・メディカル(医師と協同して医療を行う、検査技師・放射線技師・薬剤師・理学療法士・栄養士などの病院職員)は看護師の他、ME(臨床工学技士)、リハビリ、薬剤師のスタッフが関わっています。看護師は、重症の患者さんの状態を観察し、患者さんの容体が急変したときにはすぐ対応できるようにしています。挿管が必要ならその準備、人工呼吸器の管理、またケアを行い患者さんの清潔につとめたり、急な入室にそなえベッドの準備などを行います。救命センターではありとあらゆる重篤な疾患に対応しなければなりません。そのため、幅広い知識と技術が求められます。自主的な勉強会を定期的に行ったり、外部の研修会などにも参加し、知識、技術の向上に努めています。

 患者さん家族の精神的な援助も大切な仕事です。重篤な患者さんの家族は突然なことで動揺されていることが多く、手術の進行状況を手術室と連絡を取って、家族に伝えたりもします。
 
 お断りしない救急が病院の基本方針です。365日24時間救命センターは動いているのでものすごく忙しいですが、やりがいもあります。勉強したい!いろんな知識を身につけたいというスタッフには良い環境ではないかと思います。とてもストレスのかかる環境ですが、重篤な患者さんの状態が良くなり一般病棟へ移られるときなど、喜びを感じます。平成26年度からドクターカー(救急車)に医師と一緒に看護師も搭乗し、現場に赴くようになりました。現場で患者のアセスメント(呼吸状態の確認や判断)を行い、医師と連携して初期対応を行っています。担当の看護師は、現場の第一線で患者さんの救命にあたれるということに大きなやりがいを感じています。
 
 救命センターの看護師は、患者さんの全身管理を行い異常の早期発見につとめ緊急対応ができるのはもちろんですが、倫理的配慮、細かい環境の整備、患者家族へ寄り添うことなど看護の大事な部分を更に伸ばしていけたらと思っています。

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※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月21日 更新)

タグ: 津山中央病院

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