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妊婦さん、子育て中のママへ 治療法や日常生活での注意点解説

「肛門周囲皮膚炎(こうもんしゅういひふえん)」かぶれ・ただれ・かゆみ

原因として考えられることは

・痔のために肛門がじくじくして皮膚がただれた
・カンジタ症など細菌が原因の炎症
・下痢や便秘で肛門を刺激してしまう
・治りにくい皮膚炎で皮膚が肥厚しさらに治りにくくなる
・ステロイド剤の入った坐材・軟こうを長期に使用している

対応

・肛門を清潔にする
・入浴やウォシュレットで洗う
・石けんでゴシゴシこするとかえってかゆくなります
・早めの受診で、症状に合ったお薬を使いましょう

おしりの健康7カ条

1.毎日おふろに入る
 おふろに入るとからだが温まり血行がよくなります。
また清潔にもなります。おふろは一番の予防・治療法です。

2.おしりをきれいに
 おしりを汚しておくと細菌が繁殖し、かゆくなったり炎症をおこします。排便のあとは、できるだけきれいにしましょう。

3.便秘・下痢に注意
 便秘をすると硬い便がたまって、肛門を傷つけることがあります。また排便のとき強くいきむため、肛門付近のうっ血をきたします。下痢は肛門を刺激し不潔にもなり、細菌感染をおこしやすくします。

4.トイレで強くいきまない
 排便のとき強くいきむと、肛門のうっ血や出血をきたすことがあります。また力仕事とか過激なスポーツなども、急に肛門の負担がかかるのでよくありません。

5.腰を冷やさない
 腰を冷やすと肛門の血行が悪くなるのでよくありません。

6.座りっぱなしはよくない
 座りっぱなしや立ちっぱなしでいると、肛門のうっ血をきたすことがあります。時々軽く体操をして、血行をよくしましょう。長時間のドライブは避けましょう。

7.思い込みは禁物
 肛門の病気は恥ずかしがらずに早めに診察を受けましょう。がんを痔と思い込んだり、簡単に治せる痔を長年悩んでいる方がよくおられます。

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月26日 更新)

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