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ボランティア受け入れの実情は 岡山の医療機関担当者ら議論へ

ボラマネ・カフェのプレオープンで、取り上げてほしいテーマを話し合う参加者=9月24日、ゆうあいセンター

 ボランティアを受け入れる医療機関や福祉施設の担当者らが情報交換する「ボラマネ・カフェ」が29日、岡山市北区南方の県ボランティア・NPO活動支援センター「ゆうあいセンター」で始まる。ボランティア受け入れの専属スタッフがいる医療・福祉施設が少ないことから、施設の垣根を越えて実情や悩みを話し合い、ボランティアの活躍の可能性を広げたり、課題解決に役立てたりする。

 ゆうあいセンターが企画。月1回のペースで続ける。初回は各施設でボランティアにどのような活動をしてもらっているかなどを茶話会形式で話し合う。

 9月24日にはプレオープンとして、県内の病院や福祉施設、社会福祉協議会の職員ら13人がゆうあいセンターに集まり、カフェで取り上げてほしいテーマなどを議論。「ボランティアのモチベーション維持や向上に必要なことを教えてほしい」「部署や職員間でボランティア受け入れに温度差がある。埋める方法を知りたい」といった声が上がった。

 ゆうあいセンターは「ボランティアを通じ、施設が地域で果たすべき役割についても一緒に考えてもらいたい。今後の受け入れを検討している施設の人たちも気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。

 開催は毎回、午後7時~8時半。定員10人程度。初回の申し込みは28日までにゆうあいセンター(086―231―0532)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月27日 更新)

タグ: 福祉

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