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岡山大病院の脳死肝移植終了 60代男性容体安定

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で29日、非代償性肝硬変を患う60代男性=島根県在住=への脳死肝移植手術が行われ、無事終了した。容体は安定しているという。

 八木孝仁・肝胆膵(すい)外科教授が執刀。午前10時46分に始まり、約11時間後の午後9時36分に終わった。男性は重い肝不全で移植でしか救命できない状態となり、2011年7月に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 ネットワークによると、ドナー(臓器提供者)は北海道の中村記念病院に脳出血で入院していた50代の男性。

 岡山大病院の脳死肝移植手術は25例目、生体と合わせて366例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月30日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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