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胃がん術後QOL向上を目指して

院長
磯﨑 博司
1974年岡山大学医学部卒業後、大阪医科大助教授(一般・消化器外科学)、岡山大医学部付属病院中央手術部助教授、おおもと病院副院長などを経て、2010年から現職。

 岡山大学医学部を卒業後、大阪医科大学一般・消化器外科助教授、岡山大学中央手術部助教授を経て、おおもと病院に着任しました。大学時代は消化器がんを中心にして、乳がんなど幅広く手術をしてきました。

 岡山大学時代は全国で初めて「胃がんにおけるセンチネルリンパ節の有用性」に関する多施設共同研究をおこない、臨床応用が可能なことを証明しました。おおもと病院ではこの手技を応用して、胃の切除範囲をできるだけ少なくして、術後のQOL向上を目指した手術をしてきました。これをセンチネルノードナビゲーション手術(SNNS)と言います。この手技を一貫して臨床応用してきたのは全国でも当院のみです。小開腹で行います。

 最近、胃がん術後のQOLを計る統合的尺度としてPGSAS-45という信頼できる質問表が開発されました。この調査により、当院での胃がん術後の患者さんのQOLは、全国の胃がん専門施設で行われた胃がん術後の患者さんより、きわめて良いことが証明されました。胃がん手術のあと、多くの患者さんは小胃症状やダンピンなどの術後障害に苦しみます。当院では患者さんが、胃がんを治して、かつ術前に近い食生活ができることを願って手術術式を工夫・改良しています。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月30日 更新)

タグ: おおもと病院

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