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12月6日「消化器がん」講座 岡山で日本消化器病学会

 日本消化器病学会は12月6日、岡山コンベンションセンター(岡山市北区駅元町)で、市民公開講座「触れてみよう!感じてみよう! 消化器がんの体にやさしい手術」(世話人・藤原俊義岡山大大学院医歯薬学総合研究科消化器外科学教授)を開く。

 胃や大腸、肝臓などのがんで、体にやさしい腹腔(ふくくう)鏡手術が急速に普及している。腹部を大きく切らないですむこの最新の手術を紹介し、がん治療への理解を深め、早期発見の大切さを知ってもらうのが狙い。時間は午後1時半~4時半。

 同消化器外科学教室の西崎正彦講師が「体にやさしい胃がん治療・予防からロボット手術まで」、関西医大付属枚方病院消化管外科の濱田円教授が「最近の大腸がんの手術」、岡山済生会総合病院の仁熊健文外科・肝胆膵(すい)外科部長が「こんなことまでできる! 肝胆膵系の腹腔鏡手術」の題で、それぞれ話す。

 「触れてみよう!感じてみよう! 自動吻(ふん)合器や電気メス」と題した体験コーナーには、実際に手術で使われている、組織を自動的に縫合する自動縫合器や電気メス、切開に使われる超音波振動凝固切開装置など最新の手術機器を展示。多くは実際に触れたり動かしてみることができる。

 参加無料。事前申し込みが必要。定員先着200人。締め切りは11月20日(必着)。申し込みは、代表者氏名と住所、参加人数とそれぞれの氏名を記入し、はがき、ファクスなどで同市民公開講座運営事務局(〒701―0114 倉敷市松島1075―3、株式会社メッド内、086―463―5344、ファクス086―463―5345)へ。問い合わせも同事務局。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月02日 更新)

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