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“お医者さん街”計画 ダイエー岡山店入居ビル空きスペース 今秋にもオープン 周辺の人口増加にらむ

空きスペースにクリニックモール開設が計画されている岡山駅前第一ビル

 ダイエー岡山店(岡山市駅前町)が入居するビルを管理運営する岡山駅前第一ビル(同所)は、空きスペースを利用し、複数の医療機関を集めた「クリニックモール」の開設を計画している。入居希望の医療機関を募集しており、早ければ今秋にもオープンの予定。同社は「ショッピングセンター(SC)内の開設は、岡山県内では初」としている。

 計画では、ビル六階の西側部分に五区画(七十六~百二十六平方メートル)を整備し、うち一区画には調剤薬局を誘致。残り区画に眼科や皮膚科、外科、小児科、歯科などの入居を想定している。

 同ビルは岡山駅前の一等地に立地。周辺では分譲マンション建設が相次いでおり、地域の居住人口は増加する見通し。

 クリニックモールは一カ所で複数の専門的治療が受けられるメリットがあり、SCは週末に人が集まるため「土曜、日曜に診療すれば、一層の相乗効果が期待できる」(同社)として全国的に増えているという。

 同ビル(地上七階地下一階)は、核テナントのダイエー(神戸市)が昨年九月の改装で、直営店舗を全フロアから四階以下に集約。同社の経営再建策で店舗撤退も検討されてはいるが、空きスペースが目立っていた六、七階には新規テナントが次々入居しており、岡山駅前第一ビルは「ほぼ全スペースを埋めるめどが立った」としている。

 クリニックモールの問い合わせは、同社(086―226―1433)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2005年05月13日 更新)

タグ: 医療・話題

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