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「カイゴ」男女グランプリが決定 岡山で最終審査、介護業界PR

グランプリに選ばれた古山さん(手前左)とニワヤンさん(同右)

 岡山県内の介護現場で活躍する「カイゴ男子」「カイゴ女子」を発掘するプロジェクトの最終審査会が21日、岡山市北区下石井のイオンモール岡山おかやま未来ホールで開かれ、入場者による投票で初代のグランプリ、準グランプリの各2人が決まった。イベント参加や写真集のモデルを務めるなどして介護業界の魅力を発信する。

 4人はいずれも特別養護老人ホームで働いており、グランプリは高瀬II(真庭市)の古山喬成さん(26)、経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアから来日した神庭荘(同)のニワヤン・リア・プルナヤンティさん(24)、準グランプリは千寿荘(同)の池田憲治さん(28)、いずみの杜(総社市)の塚田紗織さん(29)。

 プロジェクトは業界のイメージ向上を狙いに県老人福祉施設協議会が初めて企画。30代までの男女58人から応募があり、事前審査を通過した男女各7人がこの日、仕事で感じる喜び、やりがいを発表し、歌の披露など“素顔”をアピールして投票を呼び掛けた。

 古山さんは「介護職のイメージを変え、業界全体を盛り上げたい」、ニワヤンさんは「これまで以上に仕事も勉強も頑張ります」と意気込んでいた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月21日 更新)

タグ: 介護

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