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児島市民病院建て替え再入札へ 倉敷市、工事費積算見直し

 倉敷市は25日、2回続けて不調だった市立児島市民病院(同市児島駅前)の建て替えによる建築工事の入札について、工事費の積算を見直し、再び入札を行う方針を示した。

 市は建築資材の高騰や技術者の不足といった入札不調の原因を踏まえ、市場単価に合わせた工事費を新たに設定。工事内容の見直しなどに伴い、2015年度一般会計補正予算案に3億6990万円を計上した。

 児島市民病院は9月3日に建て替え工事の入札を開札。機械と電気設備の各工事の落札業者は決まったが、建築は参加業者がいなかった。設計を見直すなどし、金額を上乗せして2回目の建築の入札公告を9月18日に行ったものの、参加表明する業者はなく、入札を取りやめていた。

 市によると、工事費の見直しなどで、総事業費は昨年11月の基本設計時点から3億2千万円増の79億7300万円。2017年度中としている開院時期に変更はない。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月25日 更新)

タグ: 医療・話題

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