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奈義町が全世帯に塩分測定器配布 補正予算に600万円計上

 岡山県奈義町は住民の健康増進に向け、汁物の塩分測定器を全世帯に配る。8日開会の12月定例町議会に関連経費600万円を盛り込んだ2015年度一般会計補正予算案を提案、可決された。

 塩分測定器は体温計のような形で、みそ汁やスープなどに機器の先端を漬けると薄い、普通、濃いの3段階で濃度が表示される。

 15年度中に約2500世帯への配布を予定しており、町健康福祉課は「毎日の食生活でしっかり活用し、健康寿命の延伸につなげてほしい」としている。

 12月定例会は、会期を21日までの14日間と決めた後、1億1200万円の15年度一般会計補正予算案など14議案を原案通り可決した。17、18日に一般質問を行う。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年12月09日 更新)

タグ: 健康

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