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健康日本21 運動習慣の重要性学ぶ 岡山で全国大会

健康づくりについて意見交換したシンポジウム

 健康づくりに関する情報発信、情報交換の場として「第七回健康日本21全国大会」(厚生労働省、岡山県など主催)が二日、岡山市表町の岡山シンフォニーホールで開かれた。県内外の保健医療関係者ら約二千人がシンポジウムや講演を通じ、運動習慣や食生活改善の重要性などを学んだ。

 生活習慣病対策や生活の質向上を狙いに国が進める国民健康づくり運動「健康日本21」の一環。二〇〇〇年から毎年開いており県内では初めて。

 シンポジウムは、矢島鉄也厚労省生活習慣病対策室長をコーディネーターに、杉本睦子県栄養改善協議会長、沼田健之県南部健康づくりセンター長ら七人がパネルディスカッション。「喫煙者の約60%が禁煙の意思があり、支援体制の充実が課題」「地域の嗜好(しこう)に応じた食事バランスガイド作りが必要」などの意見が出された。

 「金メダリストの健康づくり」と題した元体操選手森末慎二さんの講演もあり、現役時代のエピソードをもとに運動の効能や食事の節制方法などを紹介した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年11月03日 更新)

タグ: 健康

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