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津山・元魚町に高齢者介護住宅 中心部活性化へ期待

落成式のあったサービス付き高齢者向け住宅「グリーンライフ津山元魚町」

 津山市中心市街地活性化基本計画に居住人口増加策として盛り込まれているサービス付き高齢者向け住宅「グリーンライフ津山元魚町」が完成し、19日に元魚町の現地で落成式が行われた。

 医療機器販売などを手掛けるグリーンホスピタルサプライ(大阪府吹田市)が、津山中央病院を運営する一般財団法人・津山慈風会(津山市川崎)が所有する元魚町商店街沿いの土地約1400平方メートルに鉄骨4階延べ約3千平方メートルを建設。2~4階が居住スペースで、各階にトイレと洗面台付きの個室(20平方メートル)20室、共用のリビング、介護度によって対応できる浴室などを整備した。1階は一般開放するレストランカフェと多目的ホール(30人収容)。総工費約7億円。うち約2800万円を市が同計画に基づいて補助した。

 式には同サプライの小川宏隆社長のほか、宮地昭範津山市長、浮田芳典津山慈風会理事長、松田欣也津山商工会議所会頭ら約40人が出席。小川社長は「高齢者の安全安心の拠点施設であることはもとより、市中心部のにぎわい向上に一役買いたい」とあいさつした。

 食費などを含めた月額利用料は1人約17万円。来年1月4日から入居を開始する。問い合わせはグリーンライフ津山元魚町(0868―22―1213)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年12月19日 更新)

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