文字 

岡山県がインフル注意報発令 昨季より1カ月遅く

 岡山県は14日、インフルエンザが本格的な流行期に入ったとしてインフルエンザ注意報を発令した。昨季の発令(2014年12月11日)より約1カ月遅いが、ここ数日は気温の低い日が続いている上、空気も乾燥しやすくなっており、県は保健所や学校などを通じて注意を呼び掛ける。

 県内84医療機関で1施設当たりの患者数が最新の調査(4~10日)で平均1・54人となり、発令基準(1人)を上回った。保健所別では倉敷市(2・25人)、美作(2・20人)、備中(1・92人)、岡山市(1・32人)などとなっている。

 注意報発令を受け、県は関係各課の連絡会議を開催した。県健康推進課は「ウイルスは県内ではA香港型が多いが、全国的には別の型もたくさん見つかっている。手洗いやマスク着用など予防に努めてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年01月14日 更新)

タグ: 感染症

ページトップへ

ページトップへ