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県健康づくり財団に新胃部検診車 デジタル撮影機器を搭載

新しい検診車の前で鍵のレプリカを受け取る大森専務理事(左)

 岡山県健康づくり財団(岡山市北区平田)の新しい胃部検診車が27日、納車された。デジタル式のエックス線撮影機器を搭載しており、鮮明な画像を撮影でき、より精度の高い検診につなげられる。4月以降、活用を始める。

 全長約9メートル、幅約2・5メートル、高さ約3・4メートル。県内の事業所への巡回検診、各市町村の健康診断に出向く。撮影した画像はすぐに確認でき、検診の効率アップも見込める。高齢の受診者らに配慮し、内部は段差が少ないフラットな構造になっている。

 同財団の胃部検診車は計7台あり、最も古い1989年導入のアナログ式1台を更新した。デジタル式は計5台となった。今回の購入費は約4300万円。競輪などを振興する公益財団法人JKA(東京)の補助を受けた。

 この日、財団で披露式があり、職員ら約30人が見守る中、財団の大森弘介専務理事が撮影機器メーカーの担当者から鍵のレプリカを受け取った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年01月27日 更新)

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