文字 

岡山駅で小児がん理解を呼び掛け 国際デー前に子どもを守る会支部

ちらしを配り、小児がんへの理解を呼び掛けるメンバーら

 国際小児がんデー(15日)を前に、子どもががんになった親らでつくる「がんの子どもを守る会岡山支部」は7日、JR岡山駅前で病気への理解を呼び掛けた。

 メンバーとボランティアの計4人が参加。「あなたの理解が小児がんの子どもたちの闘病と成長を支えます」などと書かれたちらしとポケットティッシュ千セットを駅利用者らに手渡した。

 2010年に15歳の長女を脳腫瘍で亡くした同支部代表幹事の阿部妃代さん=岡山市=は「医学の進歩で治る病気になりつつあるが、治療が終わっても後遺症が残ったり、継続的に検査通院しなければならなかったりする。患者の進学や就職の際には、周囲の理解が必要」と話した。

 守る会によると、小児がんは主に15歳未満で発症。日本では年間2千人が新たに診断され、7~8割が治癒可能という。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年02月07日 更新)

タグ: がん子供

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ