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今季インフルエンザ 1、2月ピークか  「予防接種早く」と岡山県 手洗い、うがい徹底呼び掛け

過去のインフルエンザ発生状況(グラフ)

 昨冬は流行期が早く、12月下旬から猛威を振るったインフルエンザ。今シーズンは例年通り1、2月が感染のピークと予想される。県健康対策課は「必ず流行期は訪れる。年末までに予防接種を受け、手洗い、うがいなど予防策を講じてほしい」と呼び掛けている。

 県内では昨冬、インフルエンザは十一月二十日ごろからA香港型ウイルスが検出され、流行の兆しを見せた。県は昨年十二月二十二日に注意報、今年一月六日に警報を発令するなど、例年より早くピークを迎えた。その後もB型が流行、六月二十日ごろまで患者の発生が続いた。

 今冬は、県指定の八十四医療機関での定点調査で、一医療機関当たりの患者数が一未満と、流行初期の目安となる五以下で推移。昨年は十一月から学級閉鎖があったが、今年は今のところ集団感染は発生していない。しかし、例年一、二月に流行のピークが訪れ、今冬も同様と予想されることから、国や県は十一月十日から、早めの予防接種呼び掛けなど啓発活動や対策に乗り出している。

 予防接種には今シーズンの流行が予想されるA香港型とAソ連型、B型の三種類の混合ワクチンを使用。接種後二週間たって効き始め、約五カ月間効果があるという。

 県健康対策課は「年末までに接種すれば間に合う。感染率が高い人込みではマスクを使用し、帰宅時の手洗い、うがいも徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年12月19日 更新)

タグ: 健康感染症

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