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津山市が協会けんぽと連携協定 健診啓発などで健康づくり推進

協定書を交わす岡田支部長(左)と宮地市長

 津山市は17日、中小企業の従業員や家族らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)岡山支部(岡山市)と、市民の健康づくり推進で連携する協定を結んだ。生活習慣病予防に向けた特定健診の受診率向上などに共同で取り組む。同様の協定は岡山県北では初めて。

 津山市では、約4万4千人が協会けんぽに加入。市が運営する国民健康保険(国保)の約2万2千人と合わせると、市人口の6割強をカバーすることとなり、加入者の医療データの分析結果を共有して健康づくりの調査研究に活用し、医療費抑制につなげる。特定健診やがん検診の啓発でも協力する。

 市役所で締結式があり、宮地昭範市長と協会けんぽ岡山支部の岡田一成支部長が協定書に署名。宮地市長は「協会との連携が市民の健康寿命の延伸につながるよう期待したい」とし、岡田支部長は「健診の受診率を向上させ、県北の健康づくり推進の一歩としたい」と述べた。

 協会けんぽは全国の市町村と協定締結を進めており、県内では備前市、矢掛町、岡山市に次いで4番目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年02月17日 更新)

タグ: 健康

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