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カワニシHD 乳がん検知機器販売 イスラエルの企業と契約

 カワニシホールディングス(HD、岡山市北区下石井)は17日までに、イスラエルの医療機器ベンチャー・スペクトロセンスと、同社の乳がん検知システムを日本で独占販売する契約を結んだ。

 同HDによると、検知システムは専用キットで被検査者が吐いた息を採取し、その成分から高確率で乳がんが検知できるという。体への負担が少ないため、国内での需要拡大が見込めると判断した。

 同HDが医療機器を輸出入するため1月に設立した子会社エクソーラメディカル(東京)で取り扱う。今夏から医療機関で臨床試験を行い、2018年度の販売を目指す。売り上げ目標などは未定。

 カワニシHDは「世界でもまだ普及していない機器。将来は健康診断などでの採用を提案したい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年02月17日 更新)

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