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玉野市愛育委員会が乳がん講演会 主婦らへ検診の大切さ訴え

乳がん検診の大切さをテーマに開かれた講演会

 玉野市愛育委員協議会(岡崎文代会長)主催の乳がんをテーマにした講演会が16日、すこやかセンターで開かれ、市内の愛育委員や主婦ら約100人が検診の必要性を学んだ。

 くにとみ外科胃腸科医院(岡山市中区)の岡崎邦泰院長が「女性がイキイキと輝いて過ごすために~乳がんの予防・検診の大切さ」と題して講演した。岡崎院長は、視触診とマンモグラフィー(乳房エックス線検査)の併用検診の毎年受診を推奨する「岡山方式」について説明。「国が勧める隔年検診は費用対効果を重視しているが、危険性をより減らすには年1回の検診が望ましい」と強調した。

 尻と胸の肉を触り比べ、しこりの有無をチェックする自己診断法も紹介。参加者はメモを取るなど真剣に聞き入っていた。

 聴講した玉野市内の女性(79)は「昨年のがん検診で要再検査となった。結果的に大丈夫だったが、安心のため欠かさず受診するようにしたい」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年02月19日 更新)

タグ: がん女性

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