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岡山で介護技術競うグランプリ 津山のチーム「のどか」総合V

排せつのための介助に取り組む出場者(右)

 岡山県内の施設職員を対象にした「第1回おかやま介護グランプリ2016」(県介護福祉士会主催)が21日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターであり、職場単位の16チーム計48人が介護技術を競った。

 チームを構成する3人がそれぞれ「排せつ介助」「入浴介助」「食事介助」の各部門に出場。脳梗塞の後遺症で体の一部がまひした高齢者役を務める同会会員に対し、入浴時の衣服の着脱や食堂に向かう際の車椅子の乗り降り、ベッドから便座への移動などをサポートした。

 手順の正確さや安全性、相手への配慮といった基準で同会会員が審査し、特別養護老人ホーム「のどか」(津山市神戸)のチームが総合優勝した。メンバーの小瀧功介さん(28)は「普段通りの技術を発揮できた。優勝を今後の励みにしたい」と話していた。

 介護職の魅力をPRしようと公開で行われ、市民ら約350人が見学した。

 他の入賞チームは次の通り。

 準優勝 吉備高原賀陽荘(吉備中央町)▽敢闘賞 里見川荘(里庄町)▽排せつ介助部門、入浴介助部門優秀賞 チームのどか▽食事介助部門優秀賞 吉備高原賀陽荘
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年02月21日 更新)

タグ: 介護

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