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乳がん予防活動団体支援の自販機 岡山・瀬戸に県内1号機設置

ピンクリボン岡山のシンボルマークなどでラッピングした自動販売機

 乳がん予防の啓発に取り組む団体「ピンクリボン岡山」の活動を支援しようと、売り上げの一部を寄付に充てる清涼飲料の自動販売機が23日、県内1号機として岡山市東区瀬戸町沖のスポーツクラブにお目見えした。

 自販機前面にメッセージ入りポスターを掲げ、日本人女性が乳がんにかかる確率を「12人に1人」とした上で「『乳がん検診』があなたを守ります」と強調。側面にはモモの形をデザインした団体のシンボルマークをあしらった。

 自販機管理・運営会社の毎日(同瀬戸町肩脊)が設置した既存の自販機を支援用にラッピングした。スポーツクラブ運営会社の奥村隆幸社長は「母を乳がんで亡くしており、協力を決めた。クラブは女性の会員も多く、検診へ行くきっかけになれば」と話した。

 ピンクリボン岡山は2015年に設立。医療関係者、行政、患者会などでつくる実行委(委員長・神崎寛子県医師会理事)が巡回検診や講演会を通じて啓発に取り組んでいる。自販機の問い合わせは事務局(086―253―7265)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年02月23日 更新)

タグ: がん女性

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