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勝央で高齢者ケア考える講演会

地域包括ケアシステムについて説明した講演会

 岡山県勝央町の高齢者ケアについて考える講演会が5日、町総合福祉センター(同町平)であり、住み慣れた地域で医療・介護・生活支援サービスなどを一体的に受けられる「地域包括ケアシステム」の必要性を町民約170人が学んだ。

 講師は尾道市の公立みつぎ総合病院特別顧問、山口昇氏。地域包括ケアによって在宅の寝たきり老人が減り、医療費の伸び率が鈍化した旧御調町の例を紹介し、「地域活性化やまちづくりにもつながる」と説明した。システム構築に向け「医療・介護の専門職が縄張り意識を捨て、住民が企画段階から意見を言っていくことで地域に合ったものができる」とアドバイスした。

 講演会は勝央町と、住民、医師、介護士らでつくる町地域医療ミーティング推進協議会(会長・水嶋淳治町長)が開いた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月07日 更新)

タグ: 介護高齢者

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