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岡山駅で医師ら腎臓病の予防訴え 通行人に測定キット配る

来訪者(手前)の血圧を測定しながらCKDについて説明する医師ら

 世界腎臓デー(10日)にちなみ、慢性腎臓病(CKD)に理解を深めてもらう啓発活動が13日、JR岡山駅地下のももたろう観光センター前で行われ、医師や看護師、管理栄養士ら約60人が予防や早期発見の重要性を訴えた。

 岡山大大学院医歯薬学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学が主催。CKDの診断指標の一つになるタンパク尿の有無を測定するキット400個を通行人に配り「初期に自覚症状がないので、定期健診を受けてください」と呼び掛けた。

 血圧測定や相談のコーナーも設置。医師らが「高血圧はCKDのリスクを高める」「塩分控えめの食生活を心掛けて」などとアドバイスした。

 啓発活動は2008年から毎年実施している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月13日 更新)

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