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健康づくりで県と大塚製薬と連携 健康寿命を延ばすよう取り組み

連携協定の協定書に署名する伊原木知事(右)と白石支店長

 岡山県は15日、大塚製薬(東京)と生活習慣病予防など健康づくりの推進に向けた連携協定を結んだ。同社が県内の企業や学校で開く健康教室などに協力し、健康寿命を延ばす取り組みの普及を図る狙い。県が健康づくりに関して企業と協定を結ぶのは初めて。

 大塚製薬は栄養士を派遣した食育講演、熱中症予防などの教室を県内で年間100回程度開催。県は肥満や糖尿病予防のため、職場・地域で食生活の改善や運動に取り組む「晴れの国33(さんさん)プログラム」を昨年から進めており、大塚製薬と共同でプログラムの周知を図る。健康教室の内容なども共同で検討する。

 締結式が県庁であり、協定書に署名した伊原木隆太知事は「企業独自のつながりやアイデアを生かした取り組みができれば」、大塚製薬の白石耕一広島支店長は「適切な情報をより必要とする人々に提供し、健康をサポートしたい」と話した。

 大塚製薬は他の自治体とも同様の協定を結んでおり、岡山は9県目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月15日 更新)

タグ: 健康

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