通院がん治療専用センター開設 川崎医大付属病院
川崎医科大付属病院(倉敷市松島)は、外来患者向けの化学治療設備「通院治療センター」を二十九日に開設する。点滴や注射による薬剤治療を受けるがん、悪性リンパ腫(しゅ)患者らに配慮した専用スペースで、「個室などを備えた本格的な施設は県内でも珍しい」(同病院)という。
センターは同病院十階で、約五百六十平方メートルの空間に、十八の治療ブースと個室二部屋を設置。電動ベッドとリクライニングチェアのいずれかを備えている。医師や看護師が副作用の予防など指導する相談室も置いている。
これまで外来がん患者の化学治療は、他の患者と同じ処置室で行っていたが、通院治療のニーズが増え、プライバシー保護や精神的ストレス緩和の必要性が高まったことから、センターを設置した。
まず外科系の治療を始め、三月五日から全科に対応、四月一日にはがん薬物療法の専門医を配置する。
杉原尚センター長は「がんという重い病気を抱える患者には、心休まる治療環境が大切。快適さに加え安全性も考慮しており、質の高い医療を提供したい」と話している。
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センターは同病院十階で、約五百六十平方メートルの空間に、十八の治療ブースと個室二部屋を設置。電動ベッドとリクライニングチェアのいずれかを備えている。医師や看護師が副作用の予防など指導する相談室も置いている。
これまで外来がん患者の化学治療は、他の患者と同じ処置室で行っていたが、通院治療のニーズが増え、プライバシー保護や精神的ストレス緩和の必要性が高まったことから、センターを設置した。
まず外科系の治療を始め、三月五日から全科に対応、四月一日にはがん薬物療法の専門医を配置する。
杉原尚センター長は「がんという重い病気を抱える患者には、心休まる治療環境が大切。快適さに加え安全性も考慮しており、質の高い医療を提供したい」と話している。
(2007年01月28日 更新)
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がん、 川崎医科大学附属病院